人生、あせらず楽しもう!

御覧いただきまして、ありがとうございます。今の日本人には「感謝と謙虚」が必要です。権力によってメディアコントロールされたテレビや新聞に惑わされないために自分で調べて分析する事が大切です。何事も決して周囲に押し流されてはいけません。真実は自分で見つけ出すものです。

金閣寺前を通る京都市バスを廃止した本当の理由は?これかもしれない。3

気付くのに遅かったのかもしれませんが、日本共産党国対委員長である穀田恵二氏が衆院予算委員会分科会で文部科学相に、金閣寺庭園内に「北山大塔」が存在した可能性を質問し、文科相が認めましたという記事が「しんぶん赤旗」(2022年2月20日付)に書かれていました。

これを見た時、日本共産党までもが金閣寺の大塔建築計画に加担し、政治ロビー活動を始めたと思いました。同時に、このブログの最大のテーマである京都市交通局による蘆山寺通への京都市バス経路変更の本当の理由(真実)が推測通りであることも認識しました。

 

これまで、京都市バスの経路変更で「京都市交通局がわざわざ事前説明に行った先は誰なのか?」「なぜ、京都市バス金閣寺前を通らなくなったのか?」シリーズで書いてきたことが本当にそうなのです。京都市(交通局)・立命館大学金閣寺三者には共通するキーワードがあるのです。それは日本共産党であり、中国共産党なのです。立命館金閣寺の関係について、わかりやすく書いたブログは下記の記事です。

なぜ、京都市バスが金閣寺前を通らなくなったのか?2 - 人生、あせらず楽しもう!

 

京都市バスの恣意的な「蘆山寺通」への経路変更にしても、日本共産党というのは、わめくだけで成果を出せない政党であることがよくわかりました。これにも理由があるのです。昔から京都は日本共産党議席数が多い事から行政にも力を持っていることは確かです。京都市の職員厚遇や立命館大学への依怙贔屓が多いのにも、実は理由があるのです。

 

なぜ?日本共産党京都市の職員厚遇(財政赤字でも年収アップで大企業並みの給料)を推進するのか、なぜ?立命館大学京都市が依怙贔屓(市バス増便など)するのか。その答えは「しんぶん赤旗」です。つまり、政党助成金(議員数で山分けされるカネ)を受け取らない日本共産党の収入源は今でも赤旗新聞の購読料なのです。

 

地方公務員経験者はご存じの通り、地方公務員になれば、新聞を購読しますと言わなくても、嫌でも勝手に机の上に赤旗新聞が置かれます。役職になれば聖教新聞もです。そして何より地方公務員になれば、労働組合員にならないと役所ではやっていけないのです。おそらく京都市交通局も同じ状況です。赤旗新聞の購読契約者数100万人の中身は、共産党員28万人(民主商工会など含む)と共産主義の大学教職員、そして地方公務員(中産階級)がほとんどです。いずれにせよ、これが西側諸国?の中でトップの共産党員数を持つ日本共産党の資金源になるわけです。日本共産党は購読者数を減らすような事(政策)はできないのです。これは公明党聖教新聞も言わずもがなです。創価学会の信者だけではなく、役所には自民党統一教会(富裕層)と同様に創価学会も入り込んでいます。そして、創価学会員の市民(低所得者層)は生活保護制度などで役所に優遇されるわけです。公明党も、創価学会の信者が減るような事はできないのです。なぜなら、選挙で首が締まります。

共産党を支える公務員労働組合の「正体」 杉田水脈(前衆議院議員)産経ニュース  2016年1月17日 ※安倍晋三の自民党に洗脳されていなかった頃の杉田水脈。

 

日本共産党地方自治体で強い勢力を維持している理由は、地方公務員が加入する労働組合の連合組織である全国自治団体労働組合連合(自治労連があるからです。国家公務員は日本国家公務員労働組合連合会(国公労連)という共闘組織(自民党保守系)があります。この自治労連は、日本共産党の最大の支持基盤なのです。つまり選挙の時の組織票です。日本という村社会の社会主義国政教分離もできていませんが、このような共産主義を標榜する政党が役所の中にまで浸透しています。だから、京都市日本共産党議席が多いのです。そして、立命館大学を牛耳っているのも日本共産党です。恐ろしい構図です。ちなみに京都市交通局の市バス運転手が加盟する公務員の労働組合は、京都交通労働組合です。場所は壬生操車場にあります。これは自治労旧民主党:既成左翼、親は日本労働組合総連合会)です。京都市職員労働組合(市職労)は自治労連共産党)です。京都交通労働組合は、ヤミ専従の「幽霊バス」(無届け臨時バス)を走らせた背景であり、既得権益の塊のような団体です。左翼の代名詞の元国営企業である西日本JRバス、自治労連日本共産党も左翼、つまり革命思想という共通性があります。だから、西日本JRバスが市バス路線と業務連携をして共同運行したり、赤字でも京都市バスは走るわけです。2社は同じ考え方でウマが合うのです。※右翼と右派は違います。左翼と左派は同じ意味です。

 

自治労きょうと号[自治労京都府本部]2013年1月15日・2月1日号(第672号)

そして、これらの企業や団体にガッチリと食い込む政治家達(族議員)を忘れてはいけません。ミーハーな京都の議員は、市民の事よりも毎回当選するために組織票や票田欲しさの行動しかしないのです。ツイッターを見れば一目瞭然です。中身の無いツイートばかりしています。この手の政治屋は庶民が敬遠すべき人間です。政治家としての資質はゼロ、単なる成り上がり者です。団体と政治家の「持ちつ持たれつ」の関係が日本政治の質を悪くしていることは、世界的にも有名です。最近の事例では自民党統一教会の関係です。つまり、政治家は献金をしてくれる大企業や組織票を持つ労働組合や宗教団体などの言いなりになるのです。もちろん、する側もそれを期待してやっているわけです。日本は地方公務員に選挙活動禁止の法律が無い国です。これは村社会の特徴のひとつです。自民党福田達夫氏が旧統一教会との関係について「何が問題かよくわからない」と答えた事がその顕著な表れです。政治屋は当選するためには手段を選ばないのです。そして、自治労などの労働組合、つまり地方公務員が公職選挙法違反まがいのような事もしているのです。実に恐ろしい国です。本当に公務員天国、庶民には考えられない事です。その典型的な例が大阪市でした。

京都市職員労働組合

京都交通労働組合 ※終戦直後(1945年9月20日結成)、レッドパージ(赤狩り)を逃れて京都市電の従業員などで作られていた労働組合を再建。

※ネットで消し忘れ?の顔写真付き組合幹部。2013年2月以前のものだと思いますが、執行役員が西日本JRバスを運転する事もあるのでしょうか、注意喚起音ピンポン!を鳴らして信号停止していた運転手となぜか顔がよく似ています。しかし、旧サイトのこのページだけが、なぜ残っているのか不思議です。何か意図的なものを感じます。

http://www.kyokou.com/organization/honbu06.htm

 

穀田氏は立命館大学卒で立命館大学の職員出身の政治家です。なぜ、国会議員である穀田氏が市議会議員でもないのに宗教団体である金閣寺の事に首を突っ込むのか?そこには、金閣寺の高僧である臨済宗相国寺派管長 有馬頼底(藩主出身で皇族大学の学習院大卒、古都税反対の中心人物)が今も存在しているからです。「しんぶん赤旗」のバックナンバー検索で「有馬頼底」と入力するといくらでも記事がヒットします。自民党統一教会の関係ではないですが、政教分離に反する事を日本共産党もしているのです。そして、坊主が政治に口出ししています。日本社会は明治維新(欧米による徳川幕府解体、日本統一)で外見だけ変化し、頭の中は奈良時代から何も変わっていません。大昔から僧侶は公家に次ぐ支配階級なのです。

 

二年前の下記のブログは、その金閣寺の「北山 七重大塔」違法な開発行為京都新聞などが記事にしていた事を書いています。宮崎日日新聞の記事では「文化庁京都府教育委員会などに事実確認のための発掘調査をするよう指導していた」と書かれています。しかし、文化庁のサイトにも、京都府教育委員会文化財保護課のサイトにも、この件については一切公表されていませんでした。※これらの新聞記事は各社サイトから消えています。

なぜ、京都市バスが金閣寺前を通らなくなったのか?4 - 人生、あせらず楽しもう!

なぜ、京都市バスが金閣寺前を通らなくなったのか?5 - 人生、あせらず楽しもう!

 

今回の穀田氏の衆院予算委員会分科会での文部科学相への質問答弁は、明らかに金閣寺の高僧からの要請だと思います。そして、文科相が「文化庁としても職員を派遣し、見に行かせる」と答弁したことも、おかしな事です。二年前の2020年9月2日付けの宮崎日日新聞の記事では、金閣寺の違法開発行為文化庁京都府教育委員会などに事実確認のための発掘調査をするよう指導していた」と既に書かれています。それなのに「文化庁としても職員を派遣し、見に行かせる」と文科相が言ったのは、金閣寺違法行為をしても、既に大塔の建築予定は許可され足元が固まっているということです。明らかに金閣寺が観光客(拝観者)を増やすために大塔を建てる計画が着々と進められているのです。金閣寺前の木辻通は、京都市交通局によって市バスを通らないようにしました。その次は京都市に移管予定の文部科学省の外局である文化庁に大塔建築のお墨付きを得るために政治ロビー活動をして政治家(国会議員)を動かしているのです。実に狡猾です。とても坊主がする事ではありません。宗教詐欺師です。おそらく、高僧の次の狙いは政府からの莫大な建築補助金だと思います。これは、まさしく共産主義的なやり方です。以前のブログで書いています。

なぜ、立命館大学や京都大学の教授が京都市バスについて論文を書くのか。その答えは簡単です。 - 人生、あせらず楽しもう!

 

国家にとって宗教をどのように監視するかは、大変重要な事です。オウム真理教統一教会創価学会などは政治活動までしている宗教団体です。そして、日本共産党も昔から監視対象になっています。法務省公安調査庁警察庁公安委員会、さらにノラリクラリの文部科学省の宗教専門組織である文化庁は、情報連携するべき役所です。それが文化庁だけ京都市に移管するのは実は恐ろしい事なのです。前政権の安倍元首相の思惑が読み取れます。戦後に祖父である岸信介がつくった自民党文鮮明統一教会創始者)の宗教団体と共に政権を担ったという事実です。だから、宗教団体の解散命令権を持つ役所の文化庁を江戸から遠くに引越しさせる事を決めたのです。日本文化の中心地である古都京都に文化庁を移管するというのは詭弁でしか過ぎないのです。実は統一教会自民党のつながりを誤魔化すため、調べられないようにするためです。これは自民党の策略なのです。

 

日本の仏教ほど、人助けをしないカネ儲け宗教はありません。神社や寺に桜や紅葉を植えて観光客をだましてカネ(入場料は課税対象、拝観料にすれば不課税)を巻き上げる行為はカルト宗教と何ら変わりません。揮毫料(書道)で儲けた二億円を脱税するような坊主を徳が高い人間と認める社会も決して民主主義ではありません。そして、その言いなりになる政治家がいる島は、国家ではなく村です。ほんとうに日本は政教分離など憲法に書かれているだけで、実態は宗教と政治が渾然一体となっています。恐ろしい日本社会です。大昔から少しも変わっていません。そして、日本は律令制の官僚制社会主義国家です。役人が実質的に国を統治すると、政治家が貴族化し「政治の質」が悪くなるのです。その結果、庶民が苦しむのです。明治時代には貴族出身者だけの貴族院というのがあったくらいです。そんなに遠い昔の話ではありません。

 

ここまで段取りよく金閣寺の大塔建築計画がすすめられると、数年後には金閣寺仁和寺にあるような五重塔が金箔で建つことになります。一体、何のための宗教なのでしょうか。京都の神社仏閣は客寄せ(カネ儲け)の事しか頭にないのです。その証拠に夜にライトアップをして人を虫のようにおびき寄せている寺や神社があちらこちらにあります。禅寺の坊主が修行もせずに金閣寺の中で札束を数えている姿を想像すると、その厭らしさに鳥肌が立ちます。宗教とは人間が作り出したモノです。信じる以前の偽りです。