路線バス公害の話題とは直接関係ないのですが、先般の京都市長選挙での村山祥栄氏の維新推薦取り消し事件は、日本政府(自民党)によるマスコミへのリーク(政治工作)ではなかったのかと思います。村山氏は以前から京都市の闇を本に書いたり、YouTubeで京都市の財政問題の闇を暴露していました。つまり、不都合な真実を世間に広めていたわけです。
よく言われる事ですが、日本のテレビや新聞ラジオなどで真実(本音)を言うと二度と出演できなくなります。当たり障りのない無難な人物だけがマスメディアでは相手にされます。所謂、メディア教育です。これはメディアの世界だけでなく、日本の社会全般に言える事ですが、日本の教育方針でもあります。つまり、皆一緒の村社会では人と違う事をすると無視されるのです。出る杭は打たれるという諺の通りになるのです。自民党議員の裏金問題にしろ、宝塚歌劇団のパワハラ問題にしろ、ダイハツやトヨタの不正問題にしろ、すべて村社会の掟(秘密主義)の他言無用という暗黙のルールが日本社会にはあるわけです。それを破ると干されるわけです。村八分というノケモノにされるのです。そして社会的地位が奪われます。村山氏がそのような状態になっています。
村山氏は早くから京都市内に地下鉄の環状線構想を打ち出していました。その発想は京都市民であれば、誰もが考えてる事です。しかし、門川前市長は全くそのような事を言わず、京都市バスの管理の受委託という民間バス会社による京都市バス車両の運行委託を押し進めていたわけです。それを阻むような事をするMKバスの路線バス参入阻止や京阪バスへの山科での嫌がらせ市バス路線の復活など、規制緩和ではなく規制強化をしたのです。
村山氏がもし京都市長に当選すれば、京都市の財政を尻拭いする日本政府にも闇の仕組みが世間にバレてしまう恐れがあるために今回のような選挙期間中に政治資金疑惑で村山氏の評判を落とすような政治工作が実行されたのだと思います。※日本共産党のしんぶん赤旗がスクープしたようです。日本の政治屋は昔からカネ集めに必死です。特に自民党は金権政治が酷いです。村山氏だけでなく当選した元民主党の松井氏も同じような事をしているはずです。なのに村山氏だけ責められたのです。日本という国は、ほんとうに民主主義ではなく社会主義であるとつくづく思います。政党助成金があるのに企業献金が許されている政治、結婚すれば専業主婦は国民年金保険料を支払わなくてもいい社会保障制度、実に変な事ばかりが残る不公平な日本社会です。見た目は法治国家なのに、閣議決定という大臣だけで物事を決めてしまう人治国家の専制君主制です。社会主義とは官僚(役人)が統制する社会、民主主義とは国民が首相を選ぶ社会です。日本は政権与党の議員が党の代表を選び、それが総理大臣になる国です。決して民主主義国家ではありません。国民が総理大臣を直接選んでいません。
次期総理大臣を小泉進次郎にするために最近テレビで滝川クリステルを出して国民を意図的に政治工作をする自民党、その広告会社は電通です。すべてにおいて日本は仕組まれた社会である事がよくわかります。政府がメディアコントロールによって国民を扇動しているのです。決して日本は民主主義社会ではありません。ロシアと同じで日本も社会主義国家です。ロシアはプーチンが国家を仕切る専制君主制の国です。安倍晋三が仕切った日本という国、実は同じ国家体制です。その後を引き継ぐ岸田内閣、彼が支持率を無視して総理大臣を辞任しないのは、この専制君主を継続するためです。その政治団体が自民党なのです。