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なぜ、立命館大学や京都大学の教授が京都市バスについて論文を書くのか?1

ネットで「京都市バス 運行管理 システム」などという単語で検索させると、大学の教授が書いた論文が出てきます。

 

その中身は、かしこまった表現で難しそうに書かれていますが、このブログで書いている事と変わらない内容です。なぜ、立命館大学の政策科学部政策科学科や京都大学の情報学研究科の教授(先生)方が京都市バスについて研究論文(読書感想文)を書くのか。その答えは簡単です。自分達の大学に路線バス、つまり市バスを増やして欲しいからです。もっと言えば、学生のように徒歩や自転車で大学まで通学したくないからです。さらに言えば、大学を運営する上で路線バスがないと学生を集められないからです。できるだけ歩かずに自分達の研究室まで行きたいのです。楽したいだけなのです。これが本音です。仮に高齢の教職員でも歩くことは身体に良い事です。歩かないとドンドン足腰が弱ります。それこそ、本当の「歩くまち京都」です。

 

ツイッターに以下の記事がありましたが、立命館大学が衣笠に引越してきたのは、満州国の皇帝溥儀の寄付金で1939年に衣笠キャンパスの土地を買い、全学部を衣笠に移転したのは1981年です。その時から何年経っているのでしょうか。今頃「公共交通の充実で交通不便地域の解消を」と講演しても、結局は贅沢な教職員が楽したいために、市バスの増便をお願いしますと、京都市にオネダリしているとしか思えないのです。こうなった原因は、元はと言えば立命館大学が京都駅から遠い場所である衣笠に土地を買ったからこうなったのです。満州(中国)経営に関与した西園寺公望、そして足利義満金閣寺は元は西園寺家の寺、衣笠は立命館大学創始者ゆかりの土地だから拘ったのでしょう。市電が西大路通を走っている頃は、当時の学生も教職員も文句を言わず10分ほど歩いて立命館大学まで通っていました。立命館大学は、京都産業大学佛教大学など他の大学からすれば、まったく不便な地域にあるわけでなく、西大路通から歩いて行ける距離にあるのです。なのに、大学の教授がこんなロビー活動(私的な政治活動)をしている事自体、変だと思います。まるで宗教政党のようです。大学のすぐ近所の衣笠中学校の生徒を見て下さい。西大路通よりさらに遠い柏野や翔鸞地区から20分以上もかけて毎日歩いて通っています。昔から高雄よりの奥の中川地区からも、衣笠中学校にバスで通っている生徒がいるのです。現在の立命館大学の教授達はそんなに楽をしたいのですか、「苦学」という言葉を忘れたのでしょうか。そんなに京都駅から遠いのなら、下宿学生のように大学周辺に引っ越せばいいではないですか。そうすれば、勉強研究する時間も増えます。

 

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※わざわざ大阪市まで行って、こんな事を言う大学教授。本来の仕事なのか?

 

立命館大学沿いの「きぬかけの路」に市バスのバス停が近距離にいくつも配置されている事を知らない人は多いと思います。この理由は、実は立命館大学の教職員ができるだけ歩かずに市バスに乗れるようにしているのです。竜安寺仁和寺、さらには等持院にアクセスしやすいようにというのは表向きです。なぜなら、京都市が「きぬかけの路」を石畳にして観光客を歩かせようとしている事と市バスの乗客を増やそうとしている事とはまったく逆だからです。観光客を歩かせるのなら、金閣寺前の「木辻通」のようにバス停を無くすことが正論です。役所のすることは、いつも辻褄が合わないのです。何か変です。権力者の言いなりなのでしょう。

 

話を元に戻し、京都市バスの運行システムの論文を書く教授の大学は、鉄道交通アクセスが悪い大学です。鉄道や地下鉄が近くにあり交通アクセスが良い大学の教授は、こんな論文は書きません。このブログで何度も紹介していますが、平成22年の「スローライフ京都」大作戦プロジェクトにより「歩くまち・京都」を実現 地域や大学等と連携し、モビリティ・マネジメントに取り組みます!という京都市 都市計画局 歩くまち京都推進室が企画した市バス利用政策の事業プロジェクト(京都市からの支援金:立命館大学衣笠キャンパス400万円、京都大学326万5千円)の大学の教授達です。

 

京都市交通局の市バス地下鉄事業 経営ビジョン検討委員会 委員名簿を見てもわかります。これは、京都市交通局の市バスや地下鉄にからむ利権にスリ寄る姿なのです。つまり、大学教授も利害関係者(ステイクホルダーなのです。京都市は利害関係者である大学教授に事業支援金を渡して問題にならないのでしょうか?事業を起こしているわけでもないのに、ただレポート(報告書)を作成しているだけなのに、なぜお金が必要になるのでしょうか。不思議です。

 

もちろん、大学だけではなく、市議会議員の中にも京都市交通局に族する議員がいます。京都市交通局に批判的な行動をとるのではなく、常に大学側と一体となり見方する政治家です。そうすることによって、選挙で組織票を得られるわけです。政治家は当選しないとただの凡人です。だから、職業政治家になるために、選挙前になると必死で肉声でもない録音された音声を流して宣伝車を走らせ、タレント顔負けの若い頃の写真のポスターを街中に貼りまくります。そして当選したら市民のことなど知らん顔、市民ではなく自分のためにしか仕事をしません。日本には、政治家タレント(才能)ではなく、政治家アイドル(人形)しかいません。中身は空っぽです。頭の中はカネの事ばかりです。

 

地方都市の投票率が低い選挙区で当選するには、それほど多くの投票数は必要ではなく、ある程度の組織票があれば当選できます。その中で公務員からの投票数というのは威力を発揮します。まして宗教団体からは言わずもがなです。京都市交通局がらみの票で数千、数万票はあると思います。さらに、大学側の要望通りに市バスを増便しておけば、立命館大学の教職員の票(学生も含めた)も得られるわけです。なぜ、京都市議会で日本共産党が幅を広げているのか。この理由は、市バスと立命館を調べていく内に段々とわかってきました。なぜ、立命館大学行きの市バス号系統がこんなにも多いのかもです。政治の力による政治バス路線なのです。

 

日本の政治家は、米国でいうロビイスト(lobbyist)です。日本には政治屋はいても、欧米でいう政治家はいません。なぜなら、日本は資本主義の仮面を被った社会主義国家だからです。日本の政治屋世襲議員)は役人の人事を掌握し、その役人は民間企業にタカル(天下り)ります。これは、民主主義政治ではありません。江戸時代から中身は何も変わらない幕府政治です。

 

大学教授にしろ、市議会議員しろ、下心があるのです。もちろん、役人も出世したいのです。だから、昔から高級接待や賄賂が存在するのです。是非、立命館大学京都大学の教授には、京都市からもらったプロジェクトの支援金(税金)の内訳を公開してもらいたいものです。都合が悪いから公開したくないのなら仕方がありませんが、問題なければ市民に公開してください。何にカネを使ったかを。

 

皆さんにひとつヒントをお教えします。共産主義の本質的な考え方は「我々の考えが正しい、だから皆従え、逆らう者は皆殺しだ」です。この強圧的なやり方、何かに似ていると思いませんか。以下のYou tubeの動画の後半部分(19:06~)に事実が述べられています。是非、ご覧ください。

 

www.youtube.com

※だから、あの政治家、千本中立売通を歩いて移動していたのか。一般的に政治家が独りで歩いて行動なんかはしない。何かあったら危ない。徒歩で移動していた。