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御覧いただきまして、ありがとうございます。今の日本人には「感謝と謙虚」が必要です。権力によってメディアコントロールされたテレビや新聞に惑わされないために自分で調べて分析する事が大切です。何事も決して周囲に押し流されてはいけません。真実は自分で見つけ出すものです。

なぜ、京都市バスが金閣寺前を通らなくなったのか?2

京都市バス金閣寺前を通行しなくなった理由が渋滞によるものだと思っていましたが、この京都新聞の記事を読むと、何か「きな臭さ」を感じます。

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昔、古都税(古都保存協力税)というものが、昭和60年から昭和63年まで、京都市条例で市内にある神社や寺の拝観料に税金が課せられていました。それに対して神社や寺が「課税するのなら拝観は停止する」と反発したことがあります。それ以来、宗教法人から京都市は税金(固定資産税ですら)を徴収できなくなったのです。これで京都市は大事な税収源が消えてしまったのです。これは大打撃だと思います。もっと言えば、権力(市)が権威(寺)に屈したのです。もし、現在も古都税が課税できていたら、京都市もゴミ専用袋を販売したりしなくても良かったのです。税収も増えていたのです。逆に言えば、神社仏閣は宗教(信仰)であるならば、無料拝観にすればいいのです。拝観料を取るから、税金を徴収されるのです。いずれにしろ、京都市も宗教法人も観光産業と同じです。結局、お金儲けがしたいわけです。人助けより我が身の贅沢です。なぜ、京都に寺が多いのか?それは、昔も今も人をだましてカネ儲けするためです。坊主や神主は宗教という詐欺商法で人を騙している詐欺師です。

 

ちなみに、この時に京都市教育委員会の職員(後に京都市教育委員会教育長)だったのが、現在の門川市長です。彼は市議会で着物と白足袋姿で登場しています。京都の市会議員に元教師という方が何人かいますが、その方々も着物と白足袋姿です。右にならえです。何か意味があるのでしょうか?これは政治が宗教に屈服した姿なのです。京都市は、いまだに中世時代です。斜陽産業の西陣織にこだわっているのです。今時、着物のような古い衣類を着る習慣などありません。

 

もうひとつ、金閣寺道(西大路側)に乗用車専用の駐車場がありますが、昔そこは京都厚生年金会館(ホテル)が建っていた場所です。それが、何十年か前に壊されて今の状態になったのです。年金会館があった土地が元々金閣寺のものだったかどうかはわかりませんが、おそらく金閣寺が儲けたお金で国から安く買い上げたと思います。金閣寺の周辺には昔から民家が多くありました。それを地上げしていると思います。その駐車場の敷地内に京都銀行金閣寺支店と金閣寺郵便局が数年前に移転しました。おそらく、その土地は定期借地だと思います。これも、金閣寺が不動産収入を得るために駐車場の面積を減らしたのかもしれません。今も金閣寺周辺に新たな駐車場ができています。もちろん、所有者は金閣寺です。なぜ、ホテルを壊したのかは疑問に残ります。

 

さらに、立命館大学衣笠キャンパスです。もともと清朝最後の皇帝 宣統帝 溥儀(満州国皇帝 康徳帝)が二度目に日本に公式訪問(1939年)した際に、当時50万円を立命館大学に寄付し、その内の20万円で立命館大学が衣笠学舎の広大な敷地(衣笠山の裾野に広がる林)を手に入れたのです。その後、立命館大学は、さらに敷地を拡張するために等持院の一部の土地や周辺の民家を地上げしていき、記念会館や国際平和ミュージアム孔子学院:米国では中国公館として認定)、体育館などを建てたのです。現在、立命館大学衣笠キャンパス周辺には学部移転により学生数が減少した結果、未使用の駐輪場があちらこちらに点在しています。しかし、なぜ溥儀が立命館に寄付したかはなぞですが、立命館と中国、当時は満州国(溥儀は清朝の末裔)との関係があった事は、この後に書きます。

 

戦後まもない頃、衣笠キャンパスの敷地にはプロ野球の球団(松竹ロビンス:昔の大洋ホエールズ、現在は横浜DeNAベイスターズ)のフランチャイズ球場があったのです。これも大学を有名にするための立命館の営業戦略(売名作戦)だったかもしれません。なぜ、あんなところにグラウンドではなく、球場を作る必要があったのかを考えれば、よくわかります。

 

立命館大学には、2005年から日本で最初の孔子学院(国際平和ミュージアムと同じ建物)が馬代通沿いにあります。2007年4月13日には、立命館大学衣笠キャンパスに中国の温家宝が訪問しています。世界で500以上の大学に孔子学院(表向きは国際平和ミュージアム、米国では中国公館として認定)があります。ちなみに、中国の王毅外相は日本語がペラペラです。そして立命館大学名誉博士孔子学院にも訪問しています。中国(中国共産党)べったりの大学であることがよくわかります。

 

立命館は、昔は満州国満州事変の軍事作戦の指導者であった石原莞爾<元陸軍中将>が教授として衣笠キャンパス内に住んでいた)、今は中国政府(=中国共産党、Chinese Communist Party: CCP)との関係が非常に濃い大学です。満州国の溥儀がなぜ立命館に寄付したのかは、立命館大学の年表の中で書かれていますが、少なくとも立命館満州国との関係があったからです。溥儀は日本の関東軍石原莞爾満州人脈)に何度となく助られています。寄付はそのお礼という事ですが、東京裁判では溥儀は日本軍に拘束されていたと言っています。これらの背景には、満州国に関わった西園寺公望の存在(満州人脈)があるからでしょう。公家出身の西園寺公望は、伊藤博文内閣の後継内閣、伊藤博文は韓国に没頭した人間です。満洲の技術者養成を目的につくられたのが北大路にあった「立命館日満高等工科学校」(立命館大学理学部の前身)です。その後、全学部が広小路(立命館大学発祥地)から衣笠に移転して巨大化し、現在も少子化の中で立命館大学が日本全国に拡大しています。その背後には、今も中国政府(中国共産党)がいるのではないかと疑いたくなります。世界各地にあるチャイナタウンが脳裏をよぎります。徐々に他国の内側から浸透していく中華思想の姿です。漢字を使っている国は、すべて中国の領土だと彼らは捉えています。つまり、日本人も中華民族なのです。

 

さらに金閣寺ウィキペディアで調べると、それこそ三島由紀夫の小説「金閣寺」ではないですが、鎌倉時代に藤原公経(西園寺公経)が西園寺を建立し、それを足利義満が領地と交換に西園寺を譲り受け、改築と新築によって金閣寺を建てたとあります。西園寺記念館を立命館大学の敷地内ではなく、金閣寺の西側に建てたのが動かぬ証拠です立命館大学は「金閣寺は元は西園寺家のものだ」という事を主張したいわけです。満州(中国)経営に関与した西園寺公望、そして足利義満金閣寺は元は西園寺家の寺、衣笠は立命館大学創始者ゆかりの土地だから拘ったのでしょう。中国と金閣寺の間に西園寺(立命館)が入る図式が完全に出来上がります。実は金閣寺の高僧(臨済宗相国寺派管長 有馬頼底)は日本共産党シンパなのです。そして、追記になりますが、日本共産党金閣寺を擁護しているのです。下記の「しんぶん赤旗」を見て正直驚きました。日本共産党政教分離に反する事をしているのです。

日曜版22日号/共産党躍進で国保料引き下げを/臨済宗相国寺派管長 有馬頼底さん 9条への思い

志位委員長が有馬臨済宗相国寺派管長と懇談

北山大塔の存在可能性/金閣寺 穀田氏「重文に指定を」

  

話は元に戻し、京都市(交通局)と金閣寺、そして立命館大学の三角関係。市バス運行経路や系統数には、この三者の利害関係が時代を超えてあるように思います。立命館大学生や教職員の通勤通学定期の莫大な販売額、金閣寺の七重塔の創建計画による拝観料売上の増大、それによる市バスの旅客収入増加、これらと京都市交通局の市バス運行経路変更(金閣寺前の廃止)や市バス増便(立命館大学行きの系統数)には何かあるように思います。単純に渋滞による定時運行が困難である理由だけで経路変更などをしたとは思えないふしがあります。もし渋滞が原因ならば、もっと以前にしているはずです。何かが京都市交通局に政治的圧力をかけたと思います。つまり、権力を使った政治バス路線なのです。

※後でわかりますが、立命館大学教授による市バス増便のロビー活動(私的な政治活動)、そこには日本共産党が関わっていると思います。さらに金閣寺の高僧が市バスの経路変更を京都市に要望した事もうかがえます。後のブログで書いています。

 

これは推測ですが、京都では政治が宗教に屈したと書きましたが、その結果、市バスが金閣寺前を通れなくなったのかもしれません。すなわち、京都市交通局も含め、京都市金閣寺には近づきたくないという意思表示かもしれません。※後でわかりますが、金閣寺から仁和寺までの歩道を京都市建設局が石畳にしています。これと市バスの経路変更には関係があると思います。後のブログで書いています。

 

立命館大学の映像学部と京都市交通局との企業連携による市バスPR映像の制作は、見方を変えれば「官民癒着」ではないのでしょうか。公営企業である市バスが私立大学と連携し、学生の人材育成という名目で「広告業務」の一部を委託しています。都営バスや大阪シティバス(前大阪市営バス)で環境保全PRや職場見学のようなものはありますが、京都市バスの収益につながる広報の一部を任せていたというのは問題があると思います。これは癒着と言っても、おかしくない事です。※市バスの快速立命館の増発や52号系統の復活も立命館大学京都市交通局との特別な関係が怪しいです。

 

国家公務員 倫理規程論点整理・事例集(令和2年新装版)

https://www.jinji.go.jp/rinri/04zentaiban_r2.pdf

 

京都市長の門川氏は立命館大学の法学部二部(夜学)卒です。市長選挙などの時に京都市職員以外にも立命館大学関係者の組織票(学生も含めた)を持っているのかもしれません。ちなみに京都市出身の日本共産党穀田恵二氏は元立命館大学の職員です。選挙前になると立命館大学周辺を選挙カーで周回します。そして、前市長も元京都市教育会委員長です。その立命館大学の昔の理事長であった西村氏は、同時に京都中央信用金庫の理事長でした。つまり、立命館大学の授業料や入学金などの数百億円の資金が京都中央信用金庫にプールされるのです。それによって預金量が増えます。「産学連携」とよく言われますが、その実態はカネの絡んだ利害関係があると思います。世間を騒がしている京都大学の有名な学者達がしていることを見るとよくわかります。結局、何をするにもカネがないと何もできないのです。頭脳だけではダメなのです。だから、寄付に頼るわけです。

 

今の日本には、権力者の言いなりになる雰囲気が蔓延しています。そこには、正義も公平も何もありません。あるのは「お金」だけです。なぜなら、「お金」で人の心も買えるからです。信仰心を利用して収入を得る僧侶や神主からは税金を取らずに、庶民からは等しく税金を取る。こんな不公平が許される社会はおかしいと思います。

 

いまだに日本、特に京都市政教分離もされていない中世の身分社会です。鎌倉時代からの西園寺ゆかりの地である衣笠に立命館、そして室町時代足利義満金閣寺。明治時代には、西園寺公望も含め貴族(公家出身や皇族・華族など)というだけで選挙なしで議員の資格を持ち、何もしなくても政府から毎月カネがもらえたのです。これが廃止されたのは、なんと戦後の昭和時代です。そんな大昔の話ではありません。