今年の秋は、待ち望んだ京都へ | そうだ 京都、行こう。 (souda-kyoto.jp)
JRの「そうだ 京都、行こう。」のキャッチフレーズに「渋滞を避けて二条駅から神護寺へ!」「渋滞ポイントを避けて運行するJR二条駅西口発の臨時直行バス」と書かれていますが、皆さんご存じの通り、通学路である蘆山寺通から立命館大学までの道路が一番渋滞するのです。一日1000台近い路線バスが通ります。このJRの情報は真実ではありません。復路は臨時直行バスではなく西日本JRバスの高雄・京北線の本数を増やしているだけの従来路線です。そして京都市バスを運転するのは、西日本JRバスの運転手です。共同運行という偽装請負の民間委託契約です。京都市交通局は路線(ルート)と市バス車両を貸しているだけで運賃収入は交通局のものです。西日本JRバスは安い委託料(人件費)を交通局からもらってヤリクリしているだけです。だから、委託料を上げろ!と京都新聞に記事まで出ていました。京都市交通局からの委託料が安いから、京阪バスはアホらしくなって市バスの運行委託から撤退したのです。赤字では民間バス会社は存続できません。京都市交通局のように大赤字でも空からカネ(税金)が降ってくる役所ではないからです。役所の言いなりになっていると、そのうち西日本JRバスの路線バスも経営が行き詰まってしまいます。
同じ路線を二社が競争したり、共同運行にするのではなく、路線を牛耳っている市営バス会社の役所が路線を手放せばいいだけのことです。すべて民間バス会社に任せれば、それで無駄がなくなるのです。京都市は余ったバス車両は売却すれば、維持費も掛からないのです。大幅なコスト削減になります。路線バスの管理の受委託というやり方では、民間バス会社は浮かばれません。役所にとっても、財政を圧迫するだけです。市民の足は、市民(個人)がそれぞれどうするべきかを自分で考えるのです。それが民主主義です。何事にも、お上(役所)によって統制され、国民がペットのように飼い慣らされた国は社会主義です。今の日本の高齢者がその最たる例です。資本主義社会の原則である「誰も与えてはくれない、だから自分で勝ち取る」ということを知りません。
コロナが収束しても中国人や韓国人などアジアの観光客が増えない限り、日本の旅行業界は元には戻らないのです。少子高齢化と人口減で日本国内だけでの観光需要では、旅行業界は儲からないのです。中国人は現在も一部を除いて基本的にゼロコロナ対策で出国禁止です。朝鮮戦争の再開、台湾有事など極東アジアの情勢は、いつ地域紛争が起きてもおかしくありません。コロナが収束しても、海外旅行などとは言ってられない状況です。
話を戻し、本当に渋滞を避けてJR二条駅西口発の臨時直行バスにするのなら、往路も復路も丸太町通を走り、JR山陰線の円町駅や花園駅から162号線(天神川通)を往来して高雄に行く近道コースにします。そもそも、西日本JRバスの高雄・京北線は、立命館大学や仁和寺・竜安寺に向かう衣笠線と呼ばれる「きぬかけの路」渋滞ルートを通らなくてもいいのです。立命館大学経由の路線バスを増やすから、蘆山寺通が路線バスの過剰運行状態になり、住環境破壊が起き、路線バスが交通事故を起こすのです。衣笠線は京都市バス(実質、運転手は西日本JRバス)だけで十分過ぎるのです。立命館大学は西大路通(市バス停)まで歩いて10分足らず、仁和寺と竜安寺などは西大路通の京福電鉄「北野白梅町駅」から等持院駅・竜安寺駅・妙心寺駅・御室仁和寺駅があります。それを売上を伸ばすために乗客の取り合いで市バスや西日本JRバスの路線バスが京福電鉄と同じコースを重複して走るから、京福電鉄北野線がおかしくなってホームを減らしたのです。つまり、三社とも赤字路線。人口減少の日本では、もう売上(乗客)は伸びないのです。
路線を競争し合うと各社の取り分が奪い合いで減っていきます。地下鉄東西・南北線と同じです。せっかく莫大な予算で地下鉄を走らせても、地上では相変わらず路線バスである市バスが重複して山盛り走っています。だから、売上が伸びず大赤字のままです。何がしたいのか訳わからない京都市です。市バスを増やすんだったら、地下鉄を最初から作らなければ良かったのです。何のために京福電鉄の嵐山駅があるのでしょうか?北大路駅から嵐山まで路線バスを走らせれば、どうなるかぐらい考えればすぐわかります。本当に京都市は無駄な事をします。官民連携と言いつつも、官が民を潰すような事をしているのです。もしかすると、京都市は最終的に京福電鉄北野線を無くし、仁和寺への大通り(今出川通の西行き二車線道路)を作ろうと計画しているのかもしれません。
立命館大学にしても、大学から遠方の学生はすべて下宿させれば、京都市交通局も学生も教職員も「時間とお金」を節約できるのです。欧米の大学生は、日本の大学と違い、猛勉強するために時間を無駄にしません。だから、大学はすべて全寮制です。日本の大学のように無理やり往復何時間もかけて大学に通うような事はしません。通学時間ほど無駄なものはないのです。通勤時間と同じです。限りある人生の時間を無駄にしているのです。その結果、立命館大学は交通アクセス問題という本来の大学経営とは関係のない事を考えないといけなくなるわけです。ほんとうに日本は無駄の多い国です。
なぜ?儲からない路線を二社の路線バス会社が走るのか、なぜ?学生が減っている立命館大学の言い分を聞き入れるのか、よくわかりません。それほど運賃売上が欲しいからなのでしょうか。しかし、蓋を開けて見ると全然儲かっていない。昔と違い、現在の立命館大学 衣笠キャンパスは学部の分散化で学生数が減っているわけです。日本の大学は大戦後の人口が増えた復興期(日本では高度成長期と呼びますが間違い)と違い、少子化で大学はスモール化しているのです。ほんとうに政治バス路線とは恐ろしい構造です。乗客もいないのに赤字で路線バスを増やすのです。現実と真逆のことをしているのです。まるでリニア新幹線(財政投融資3兆円)と同じです。日本の無駄社会を象徴するかのような現象です。※この後のブログで、よくわからない理由がわかりました。
西日本JRバスの高雄・京北線は、丸太町通からの天神川ルートだけ走っていればいいのです。京都市交通局が金閣寺の高僧に言われた通りに、金閣寺前の木辻通に市バスを走らせないようにして、その分の市バスを蘆山寺通に経路変更して路線バスを過剰運行させ、沿線住民に騒音と排気ガス公害という負担をおわせたのでしょうか。西日本JRバスは交通渋滞と交通事故を増やすために市バスを経路変更した悪徳公営バス会社とグルだから、こんなキャッチフレーズで観光客を騙して、乗客を増やそうと考えているのでしょう。もうそんな時代ではありません。日本は社会主義のような貧富の差をなくした一億総中流時代ではないのです。少子高齢化の人口減少による経済縮小国家なのです。だから、重税国家になりつつあるのです。政府は首が回らなくなっているのです。日本は資本主義の格差社会なのです。
現場を見ると、高雄からの帰り(復路)は宇多野交差点を先頭に大渋滞です。なぜなら、周山街道は一般車両も多いからです。帰り道こそ、JR山陰線の円町駅や花園駅を通るルートにすれば乗客は早く鉄道に乗換えて帰れるのです。最初から終わりまで路線バスで乗客を目的地に着かせようとする京都市交通局と同じような考え方(営業方針)では乗客の混雑緩和はできないのです。結局、市バスも地下鉄も大赤字になります。共倒れです。増えたのは騒音と排気ガスだけです。京都議定書を無視した環境破壊です。
ここ最近、蘆山寺通にやたらに西日本JRバスの路線バスが増えたなと思っていましたが、これが原因だったわけです。しかも、相変わらず夜も朝も昼も近所迷惑な音「ピンポン!」を鳴らして走る西日本JRバスのロボットのような運転手が運転する京都市バスも山ほど走っています。企業としてのコンプライアンス(企業活動において社会規範に反することなく業務を遂行すること)が無いに等しいバス会社です。だから事故を起こすのです。今の日本は大企業や役所、政治家のヤリタイ放題です。とても民主主義社会とは思えません。紅葉シーズンに走る京都市バスの「臨時バス」というのは、国土交通省に無届けで走らせているかもしれません。このブログでも記事にしましたが、市バスの「幽霊バス」というヤミ専従が過去にありました。その市バスは立命館大学行きの臨時快速バスでした。市民が注意しないと、今も無届けで走らせる市バスの臨時号があるかもしれません。
日本の議員(政治屋家業)なんてアテになりません。選挙で当選する事しか頭にないからです。その結果、なんの成長も回復もしていないのです。国が落ちぶれて行くばかりです。これが日本の真実です。原因は、日本の「政治家の質」が悪いからです。日本の政治は、カネをバラまくことしかできません。なぜ、そうなるのか?答えは簡単です。日本の政治家は中身がないのです。つまり、何事にも仕組をつくらないのです。欧米、例えばカナダのプログラム、子育てや就業支援など中身が具体的で充実しています。日本の場合は、外側だけで中身が空っぽ同然です。
よくニュースや新聞記事で「なぜ?物価は上昇するのに給料は上がらないのか」という論題を見ますが、答えは簡単です。日本人は世界的に見て個々の仕事の能力が低いからです。集団への順応能力はあるかもしれませんが、個人としての職能は低いのです。日本語はその最たる例です。日本でしか通用しません。公務員や大企業の社員は労働組合による賃上げを当然のことのように思っていますが、これは社会主義の特徴です。いまだに年功序列賃金体系です。日本人は手先が器用なだけで、実は世界で通用する能力は低いのです。だから、給料が伸びないのです。会社の売上が伸びて喜ぶのは、株主と役員である社長だけです。売上が伸びれば社員の給料も上がるという考え方では、給料は伸びません。会社が儲けたカネは一般社員にまでは届きません。会社に騙されているのです。そして、何より現在の日本人は昔の日本人ほど手先が器用でもなく、勤勉でもありません。
何が正しくて間違っているかではなく、大切な事は何なのかをよく考えることが日本人には重要です。人間はロボットではないのです。操り人形ではないのです。日本は米国のマネをする国ではないのです。何でもマネをするから、日本は落ちぶれ日本人の給料が上がらないのです。良い事だけ参考にし悪い事はマネする必要はありません。宗主国である米国のマネをせず、物事の善悪にばかり固執せず、時間とカネを無駄にしないような国にならないと、今のままでは100年後には日本という国は地図上にはありません。日本は隣国のロシアや中国を味方(利用)につければ、こんな得な事はありません。それを明治以降に敵視するから損をしてきたのです。勝てない戦争をして半植民地化したのです。現在も米軍基地が日本のいたる所にあり、米軍機は自由に日本の空を飛べ、米軍人は税関を通らず米軍基地から自由に日本に入出国できます。日本政府は、それに何も言えないのです。これが真実です。今も米軍に占領されている状態です。