人生、あせらず楽しもう!

御覧いただきまして、ありがとうございます。今の日本人には「感謝と謙虚」が必要です。権力によってメディアコントロールされたテレビや新聞に惑わされないために自分で調べて分析する事が大切です。何事も決して周囲に押し流されてはいけません。真実は自分で見つけ出すものです。

路線バスが「蘆山寺通」を日に1000回近く通ります!

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 片側一車線の「蘆山寺通」に京都市バスの12号系統、15号系統、50号系統、52号系統、55号系統、59号系統、M1号系統、快速立命館、急行102号系統、そして回送車。さらに西日本JRバス高雄京北線の二系統や立命館大学シャトルバスも含めると、日に往復で1000回近く路線バスが通ります。ほんとうに路線バスの騒音(爆音)がうるさいです。

 

これだけ市バスや西日本JRの路線バスが道路を交互に通行すると非常に危険です。市バスの運転手の中には、すれ違う時には一旦停止してやり過ごしている人もいます。つい先日も、人身事故が起きました。そのうち、バス同士の正面衝突が起きるかもしれません。そこで、それぞれのバスの時刻表(平日)から日の本数を調べました。

 

京都市バス

12号系統(69本)、15号系統(37本)、50号系統(73本)、52号系統(9本)、55号系統(34本)、59号系統(62本)、急行102号系統(18本)、快速立命館(30本)、立命館ダイレクト(2本)、M1号系統原谷行き(26本)立命館行き(31本)北大路BT行き(5本)※2023年現在のものではありません。

 

西日本JRバス

高雄京北線(54本)、快速立命館(JR28本:市交26本 合計54本)

※2023年現在、西日本JRバスの「立命館ライナー」は京都市バスの「快速立命館」となり、運行委託で西日本JRバスの運転手が運行しています。運行委託とは、市バスの整備と運転手を民間バス会社に任せることです。実質、バス運転手の偽装請負契約です。

 

立命館大学シャトルバス

運営バス会社:ヤサカ観光バス(20本)

 

立命館発が412本立命館着が462合計すると873回 「蘆山寺通」を通ります。これ以外にも回送車や立命館大学シャトルバスが通行しますので、通常900回以上は路線バスが通ります。改めて正確に計算すると、すさまじい数の路線バスです。一週間で6300台近くの路線バスが片側一車線の「蘆山寺通」を走行します。道路がすぐ傷みます。朝晩は数秒毎に路線バスが走ります。ご存じでない方がほとんだと思いますが、「蘆山寺通」は大通りではありません。

 

京都市内のメインストリート(大通り)以外の道路でこんなにたくさんの路線バスが通る場所は珍しいと思います。はっきり言って、路線バスによる騒音・振動・排気ガス、さらに路線バス事故が何度か起きた後、運転手が注意喚起音を鳴らしまくるようになり警音器の公害まで起きています。空港周辺の騒音問題と変わりません。おそらく、それ以上です。なぜなら立命館大学が夜の九時過ぎまで授業をしていますので、夜遅くまで市バスが何台も走ります。安眠妨害です。さらに注意喚起音「ピンポン!バスにご注意ください」という耳障りな音声警音器を鳴らすようになり一日中うるさいです。

 

以前は、静かだった「蘆山寺通」が京都市交通局の恣意的な市バス経路変更で本当に騒音がひどいです。さらに以前よりも排気ガス臭くなりました。京都市はCO2排出を減らすどころか、路線バスによって二酸化炭素を増やしているのです。京都市交通局は沿線住民の住環境を破壊しています。京都市交通局という役所の信じられないやり方です。金閣寺立命館大学の要望を受け入れて住民の事は完全に無視です。

 

朝夕の混雑する時間帯(特に朝七前から八時半前後まで)は、なんと1分間に三台以上の市バスが両車線を走行しています。中には三台連続で団子状態で走行する時も普通にあります。夜(特に十八時半から二十二時半頃)も同じです。そんな時に緊急車両が通行すれば、進路妨害になります。これは京都市交通局による恣意的な市バス経路変更と立命館大学への増便の結果なのです。夜中に「ピンポン・・・」と注意喚起音を鳴らされると目が覚めます。朝も同じです。

 

金閣寺前の「木辻通」の観光客渋滞による市バス遅延や混雑を解消する対策として、本数が多い12号系統と59号系統、さらに急行102号系統のすべての路線が「蘆山寺通」を通行することになりました。従来から「蘆山寺通」を通行する路線バスも合わせると、なんと12種類の路線バスが「蘆山寺通」を走っています。コロナ禍が収まり、これに観光バスが加わると恐ろしいことになります。さらに立命館大学シャトルバスも夜遅くまで通行しています。一体、京都市交通局は何を考えているのでしょうか。自分達の都合だけで権力を行使し、勝手なことをします。沿線住民の事など何ひとつ配慮されていません。

 

京都市交通局は市バスの運行数は把握していますが、鉄道会社の運行管理システムのように、時間帯によって各道路に何台バスが通行しているかまでは把握していないと思います。「蘆山寺通」が路線バスで混み合っていることがわからないのです。もちろん西日本JRバスも同じです。両者ともバス運転手からの情報しかなく、周辺住民が困っていることなど知りません。市議会議員も同じです。何のために政治家がいるのでしょうか。利権や集票が絡まない事には無関心です。役所も政治家もバス会社も、ツイッターに自分達の記事を載せるという事は、何が起きているかも知っているはずです。

 

「蘆山寺通」は市バスの専用道路ではありません。住宅街の中の一般道路です。これだけの数の路線バスが過剰運行すると、道路がすぐにガタガタになり傷みます。それによる大型車両の通行時に発生する振動が家に伝わり、精神衛生上も建物の構造上も良くありません。うるさくて寝れず熟睡ができなくなります。もちろん、排気ガスも増えています。部屋の中が以前より排気ガス臭くなりました。これは騒音振動公害と局地的な大気汚染(排気ガス)という社会問題です。

 

京都市交通局はこの問題を真剣に考えないといけません。市バスの旅客収入や大学の交通アクセスを優先することばかり考えないで、市バスが走る道路の沿線住民にもっと配慮するべきです。恐ろしく慇懃無礼な役所です。結果的には何もしないのです。見て見ぬふり、知らぬ存ぜぬです。少ない犠牲で自分の手柄や成果を上げるのが日本の役人と政治家の考え方です。

 

京都市は、観光のため、大学のため、高齢者のため、という大義名分を利用して、京都市内を路線バスだらけにします。「市民の足」のことばかりで、沿線住民の住環境は無視です。そんな公営企業は要りません。税金の無駄使いです。京都市交通局が完全民営化すれば、立命館大学のために、こんなに多くの赤字重複路線を継続させることは民間バス会社ではできないはずです。

 

この事実を見過ごし放置すことは断固できません!!