人生、あせらず楽しもう!

ご覧いただき、ありがとうございます。今の日本人には「感謝と謙虚」が必要です。日本という村社会で権力者によって支配されたテレビや新聞に惑わされないために、自分で情報を調べ蓄積し分析し洞察する事が大切です。何事も決して周りに押し流されず、焦らずに自分で真実を見抜かないといけません。

なぜ、京都市バスは「蘆山寺通」ばかり通行するのか?

京都市交通局の恣意的な市バス経路変更の結果、「蘆山寺通」は路線バスだらけになりました。その結果、騒音・振動・排気ガス・交通事故が発生したのです。この事実に気付いているのは、沿線住民と一部の市会議員だけです。当事者である京都市交通局は何も対策をせず、京都府警も何も指導していません。まして、国土交通省 近畿運輸局の京都運輸支局は気付きもしません。知らん顔です。ステイクホルダー(利害関係者)である立命館大学は、我関せずでしょう。自分達さえ便利になれば、周辺住民の事など、どうでもいいのです。昔から立命館大学のやり方は民主主義ではなく共産主義です。

 

なぜ、京都市バスは「蘆山寺通」ばかり通行するのか?これは、このブログの最重要課題です。これまで、いろいろな角度から分析していますが、なかなか核心に迫る事は難しいです。しかし、ネットの情報から真実を探し分析すると、ある程度、核心に近くなります。以前のブログで「裏通りよりも表通りの方が人の流れがあります。さらに、メインストリート(西大路通)となれば、人の流れは倍以上になります。路線バスは人が少ない通りを走っていても乗車人数は伸びません。少しでも裏通りなど人通りが少ない道路を走る時間を減らして、人通りが多いメインストリートを走るかどうかで大きく売上(旅客収入)が変わります。」と書きました。この理屈は間違いありません。

 

なぜ、京都市バスは「馬代通」を通行したくないのか?2 - 人生、あせらず楽しもう!

 

立命館大学、つまり「きぬかけの路」から西大路通へ出る道路はいくつかありますが、「蘆山寺通」は「わら天神」の交差点に直結している道路なのです。この「わら天神」交差点」、北野白梅町を過ぎてから北大路通へ通じる西大路通の中で一番ひとが集まる場所になったのです。それは、約50年前にマクドナルド金閣寺店が出店した事が大きな影響を与えています。もちろん、「金閣寺道」と呼ばれる金閣寺から西大路通に出る交差点も観光客が大勢いた時は一番多かったです。このマクドナルド金閣寺店、実は京都府内でも三本の指に入るほどの売上が良い店なのです。関西でも売上の上位店のひとつです。その理由は、金閣寺などの景勝地が近いため観光客が多く、またマイカーの普及により大通りに面したドライブスルーによる売上が多い事など、条件がそろっているのです。

 

ひとが集まる場所には、その波及効果を狙って店が集まってきます。「わら天神」の交差点を見て下さい。食べ物屋だらけです。そして、その人を狙って路線バス、特に市バス(公営企業)までもが乗客を増やすために路線数やバス停を増やすのです。一方、裏通りである「馬代通」には人など歩いていません。まして、外食チェーン店もありません。立命館大学の学生がチラホラ歩いているだけです。そんな通りにバス停を置いても、乗客は増えません。しかし、路線バスが通過する道路としては、交通量も少なく抜け道としては最適です。

 

市バスの営業係数が良い号系統は、間違いなく大通りに運行しています。裏道など人通りが少ない道路ばかり走る号系統は赤字です。復活した52号系統を見てください。誰も乗っていません。「蘆山寺通」を通行する10路線近くの路線バスの中で、黒字路線はひとつしかありません。金閣寺前の「木辻通」を走っていた市バスの12号系統(※以前は「わら天神」交差点を通過していなかった)だけです。現在は、市バスすべての路線が赤字です。あの西日本JRバス「立命館ライナー」と市バス「快速立命館」号ですら、コロナ禍前から赤字だったのです。52号系統のように、廃路を復活させる事など民間バス会社では考えれない事です。52号系統や北大路バスターミナル行きのM1は、明らかに立命館大学による政治バス路線です。つまり、立命館の施設をつなぐ周回市営バスなのです。

 

こんな事をしていれば、京都市交通局が財政支援団体になるのは当然です。長年、赤字で市バスを走らせ、その売上補填を交付金補助金、地方債発行で補っているのです。つまり、交通不便地域?にある立命館大学への路線数を増やし過ぎたばかりに、ますます赤字となり、京都市財政の首を絞めているのです。原因は、大通りではなく、立命館大学という裏通りにまで市バスを何本も走らせるからです。仁和寺竜安寺に来る観光客は、すべて路線バスに乗りません。むしろ、観光バスやマイカーが多いのです。その結果、金閣寺へ通じる「木辻通」がクルマで渋滞し、本当かどうかわかりませんが、路線バスが定時運行と混雑対策のために経路を変更したぐらいです。

 

ilnyc.hatenablog.jp

 

ilnyc.hatenablog.jp

 

なぜ、京都市バスは「蘆山寺通」ばかり通行するのか?この答えは、京都市交通局と西日本JRバスを巻き込んだ立命館大学による政治バス路線の結果なのです。もしも、衣笠に立命館大学が無ければ、こんなに多くの路線バスが「蘆山寺通」を走らないでしょう。立命館大学が教員(教授)を使って「市民の足を守る連絡会」という団体にまで講演会をしたり、市会議員を動かして、京都市交通局などに立命館大学行きの路線バスを増やすようにロビー活動(私的な政治活動)しているのです。大学が権力を使って、路線バスの沿線となる市民の事は一切無視し、自分達にとって都合が良いように大学周辺の環境を変えるのです。一方的な権力行使です。決して民主主義的な方法ではありません。まるで中華思想、人民を無視した独裁的な中国共産党のようです。

 

ちなみに、立命館大学ある衣笠山周辺は、「歴史的風土特別保存地区 」です。なのに、ここ数年で図書館や体育館、孔子学院(表向きは国際平和ミュージアム、米国では中国公館として認定)などが増えているのです。これは京都市が許可しているからです。政府が景観を保護する法律をつくっても、何の役にも立っていないのです。京都市立命館大学には特別な関係があるのでしょう。なぜ、京都市議会で日本共産党が強いのか?これは、京都市バスの路線数を見れば、一目瞭然です。立命館大学の要望は、すべて受け入れられるのです。恐ろしいです。

www.mlit.go.jp