人生、あせらず楽しもう!

御覧いただきまして、ありがとうございます。今の日本人には「感謝と謙虚」が必要です。権力によってメディアコントロールされたテレビや新聞に惑わされないために自分で調べて分析する事が大切です。何事も決して周囲に押し流されてはいけません。真実は自分で見つけ出すものです。

「歩くまち京都」の実現を目指すため「スローライフ京都」を推進していますとあるが、結局、京都市バスを増便しただけです。2

京都市の都市計画局の「歩くまち京都推進室」という部署が10年ほど前に「スローライフ京都」大作戦というプロジェクトを立ち上げ、「歩くまち京都」を実現するために、地域や大学等と連携してモビリティ・マネジメントに取り組みますということを始めました。この事については、以前のブログで書いています。しかし、現実は京都市交通局の市バス売上に貢献するための政策でしか過ぎなかったのです。これは人が歩くのではなく、京都市バスの大学直行便を増便しただけなのです。「無駄使いの悪い癖が直らない自治体です」と以前からブログで書いています。

 

ilnyc.hatenablog.jp

 

たまたま蘆山寺通を走る京都市バスの「快速立命館」や西日本JRバスの「立命館ライナー」の中を見ると、コロナ禍の緊急事態宣言中ということもありますが、誰も乗っていないのです。それでも路線バスを走らせているのです。この号系統以外でもコロナ禍以前から「臨時」という号系統が立命館大学発着で馬代通を走っていますが、同じ状態です。こんな無駄な事をしているから、京都市財政破綻寸前になることが改めて納得できます。一体、誰が音頭を取っているのでしょうか。

 

ilnyc.hatenablog.jp

 

「歩くまち京都」を実現するためなら、市バスをわざわざ寺や大学の前まで行くような路線を作らなくても、古都の大通り(メインストリート)を循環する路線さえあれば、そこから歩いて目的地まで行けるわけです。金閣寺西大路通から歩いて5分もかかりません。それこそ「歩くまち京都」です。立命館大学西大路通から歩いて10分たらずで行ける距離にあります。大学のすぐ傍の衣笠中学校の生徒は、西大路通よりさらに遠い柏野や翔鸞地区から20分以上もかけて歩いて通っています。立命館大学は、京都産業大学などのように地下鉄北大路駅から歩いて通えないような交通不便地域ではありません。それを京都市交通局は市バスの売上を伸ばして運転資金を稼ぐために、親方である京都市などとタイアップして、こんな無駄な政策を実行したのです。その結果が財政破綻寸前です。塵も積もれば山となるです。

 

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西大路通には、いくらでも市バスが走っています。わざわざ立命館大学を発着にしなくても、西大路通のメインストリートを運行する既存の循環路線だけ充分なのです。

 

そして、何が起きたか。このブログで書き続けていることです。
ilnyc.hatenablog.jp

 

これだけの市バス号系統を「蘆山寺通」に集中運行させ、しかも市バスが発着する立命館大学衣笠操車場は、たった!11台しか路線バスを駐車できないのです。堂本印象美術館前は駐停車で4、5台の路線バスは止められても、公道なので終日駐車はできないのです。つまり、これは現在の蘆山寺通の市バス過剰運行状態を想定していないのです。運転手の休憩場なのです。そのために朝六時から回送車が「蘆山寺通」を思いっ切り飛ばして何台も走ります。本当にうるさいです。目が覚めます。騒音とうよりも轟音です。そして、路線バスの通過による地響きが家に振動し、路線バスの排気ガスが付近に立ち込めます。これが朝6時から夜11時半まで続きます。たった一年間で「蘆山寺通」の路面が擦り減って凹んできているのです。こんな恐ろしいことを役所が平気でするのです。

 

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京都市交通局も含め、京都市財政破綻寸前は、日頃の行いが悪いから不運を招くのです。日本人の特長である、人も組織も社会の手本になるような行動を取れるかどうかです。まして役所の人間(公務員)が身分にものを言わせて権力で市民を困らせ、好き勝手している自治体は、いずれ存続できなくなります。それを一部の市議会議員も後押しするようでは話になりません。政治家が腐っていると、その国や自治体は衰退します。