人生、あせらず楽しもう!

御覧いただきまして、ありがとうございます。今の日本人には「感謝と謙虚」が必要です。権力によってメディアコントロールされたテレビや新聞に惑わされないために自分で調べて分析する事が大切です。何事も決して周囲に押し流されてはいけません。真実は自分で見つけ出すものです。

過去の出来事を調べると、現在の動きがわかる

日本人だけが、そうなのかはよく分かりませんが、ひとは過去の出来事をすぐ忘れ、同じ失敗を繰り返します。例えば、一年前に立て続けに起きた京都市交通局の市バス運転手の不祥事、さらにもっと前にも同じような事件事故が起きたことをすぐに忘れてしまいます。しかし、昔と違い現在はネットで検索すれば過去の情報が瞬時に得られます。

 

「歴史は繰り返される」とよく言われますが、金閣寺立命館大学周辺エリアは大昔の平安時代からの権力構造(公家・皇族・僧侶)が変わっていない事がよくわかります。特に関西でも京都市は今も公家社会で知られています。過去を紐解き現在を調べると驚くべき事を発見できます。今回もひとつ発見したのです。立命館大学創始者である西園寺公望の子孫を調べると闇らしき部分が出てきました。これを見た時、日本の歴史の恐ろしさ(権力構造)がわかります。この国は奈良時代から全く変わっていないのです。庶民(特別な地位や財産がない普通の人々)には、まったく関係がない話ですが、日本社会が昔から今も変わらず天皇制をはじめとした世襲の身分社会である事につくづく嫌気が差します。

 

ウィキペディアで「西園寺公望」を調べると彼は未婚だったようです。他の派生サイトを見ていると、西園寺公望は養子です。元は徳大寺公望です。もちろん、徳大寺家というのも公家で貴族院議員の世襲一族です。西園寺家も徳大寺家も、藤原氏北家閑院流(祖:藤原公季)の公家、華族であることは変わりません。つまり、親戚です。しかし、西園寺公望には正妻がいません。妾が2人(小林キク、中西ふさ)いました。昔の日本は一夫多妻制ではありませんが、今も上流階級は西園寺公望と同じような事をしています。その妾との間にできた子供である庶子(小林キクの娘、西園寺新)の婿養子が毛利元徳長州藩主)の息子(毛利元徳の八男)です。その婿養子の西園寺八郎は官僚、もちろん公家なので選挙無しで自動的に貴族院の議員になります。何もしていなくても歳費(給料)がもらえます。世襲政治家です。もちろん官僚も世襲なので華族などは無試験で外交官などになれます。こんな事を学校では決して教えてくれません。いや、むしろ日本が今も身分社会であることは学校で教えません。上流社会は現在も昔と同じです。

 

西園寺八郎には三男三女で子供が6人いました。その長男の西園寺公一は有名なゾルゲ事件(太平洋戦争前にソ連のスパイ組織が日本国内で諜報活動)に関わり逮捕され、公爵家を廃嫡となっています。そして、西園寺八郎の三男の西園寺不二男には3人の子供(二男一女)がおり、その長男の西園寺公友は80歳で在命中ですが、今回調べてわかったのは、その次男の西園寺裕夫(74歳)です。西園寺公望の曾孫にあたります。

 

この人物の経歴を見ると、現在「五井平和財団」の理事長をしています。そして妻の西園寺昌美(82歳)は、宗教法人白光真宏会 第二代会長、公益財団法人五井平和財団会長で宗教家です。旧姓名は尚 悦子。実は、この人は沖縄の琉球王家分家である尚順(男爵)の次男 尚誠の長女で、五井昌久の養女となり五井昌美と改名したのです。この五井昌久とは、白光真宏会の開祖。祈りによる世界平和運動を提唱した人物です。よく道端や電柱などに何気なく「世界人類が平和でありますように」という白い札があります。その宗教です。本部は富士山麓にあります。オウム真理教統一教会のような怪しい宗教団体ではないようです。しかし、財団をつくるほどなので、信者から多かれ少なかれカネを集めているのは事実です。それが宗教団体です。

 

五井平和財団

 

不思議なのは、なぜ琉球王家の人間が宗教法人白光真宏会の開祖の養女になり、そして西園寺公望の曾孫である西園寺裕夫といつ結婚したのかです。そして子供はいるのか?五井昌美(西園寺昌美、旧姓名:尚 悦子)が白光真宏会の会員である事は確かです。なぜ宗教家になったのか。考えられる事は、琉球王家の財産です。彼女が相続した莫大な財産を目当てに五井昌久も西園寺裕夫も、彼女に近づいたのではないかと思います。五井昌美と西園寺裕夫の接点はわかりませんが、日本社会では皇族に近づく公家の存在は、いまも否定できません。これは公家の遺伝的習性です。ウィキペディアで「西園寺家」と琉球王国の「尚氏」の家紋を見てください。左三巴と呼ばれる同じ家紋です。これだけでは状況証拠にしかすぎません。さらに五井平和財団の役員名簿を見てください。理事の中にしっかりと京都の白足袋族である茶道裏千家や学校法人立命館理事長の名前があります。これは、おそらく西園寺裕夫が五井昌美と結婚して、財団の理事長になってから引き寄せた人脈だと思います。ちなみに、立命館大学衣笠キャンパスの土地は満州国宣統帝(溥儀)が寄付したカネで買ったのです。

 

西園寺裕夫氏は先祖が創った立命館大学には入学せず、皇族専用の大学である学習院大学卒で、侍従もしていました。西園寺家立命館大学卒はいません。宮内庁の職員は公家の末裔がほとんどです華族と関係のない一般の庶民は宮内庁の職員にはなれません。そして、京セラの稲盛和夫を崇拝する立命館西園寺塾の名誉顧問となっています。つまり、西園寺公望が創った立命館と現在の立命館大学には直接の因果関係はなく、全国にタコ足のように立命館を拡大するために学生を誘き寄せるネタにしか過ぎないのです。有名タレントを入学させていた事からも伺えます。福沢諭吉慶応義塾大学とは違います。それに騙され入学する若者は、もっと調べてから受験するべきです。テレビで有名な大学教授ではなく、一流の大学教授は私立大学ではなく国立大学に集まっています。大学の質は教授で決まります。大学のブランド(名前)ではなく、いかに授業を教える教師が優秀かどうかです。大昔の京大事件(レッドバージ)で、共産党系の京都大学の法学教授を引き取ったのが立命館でした。できる人間は、二流三流の場所にはいつまでもいません。これは大学教授に限った事ではありません。頭が切れる賢い人間が、運転手なんかになりません。なぜなら、その能力がモッタイナイからです。

 

これは最初にも書きましたが、皇族・公家・僧侶の関係は現代社会においても影の権力構造で動いていることがよくわかる実例です。沖縄の琉球王家が日本の皇族に近づくためには、まず公家の力を借りる事が近道と判断したのかもしれません。沖縄は中国が清の時代に日中両属でした。今も沖縄県知事は中国に朝貢しています。上流社会はガチガチです。庶民は全く入る隙間もない別世界です。稲盛和夫にしても、京セラ時代にどれだけ社員を使い捨てにしたことでしょう。京都の山科に本社があった時代、夜中も電気が消えないブラック企業でした。社会的な地位、つまり会社が大きくなり有名になり身分を得ると、過去の悪行は帳消しにされ、いかにも社員を大切にするホワイト企業のイメージをメディアを通じて世間に広め、本を出版すればミリオンセラー、民主党前原誠司)の政治の力を借りて日本航空の再建となるわけです。確か?稲盛和夫の妻も禹長春の四女で朝鮮人関係です。そして、金閣寺足利義満のように稲盛和夫も晩年は出家(僧侶)したわけです。でも、既に過去の人間です。魔法使いではなく、ただの人間。寿命があり永遠に存在できません。人間の一生も、虫の一生と同じ、最後は死にます。地球上で、もっとも愚かで醜い動物が人類です。

 

大昔から金持ちは金持ちだけで集まり、人に贅沢ぶりを披露する。公家は皇族に藤原家の娘を嫁がせ、血筋を固め、権力を得る。時代は変わっても、今も同じです。家督相続や莫大な財産で財団を作り名声を作り出す特権階級。そこには恵まれない人々を助ける事など、まったく脳裏になく、己の銅像や記念館を造り、さらに己の名声と財産を増やすことしか頭にない。金閣寺の高僧が貧しい人々を金銭的に助けたなんて聞いたこともありません。こんな動物は恐竜と同じで、いつか必ず滅びます。人間は、地球にとってゴミ以下です。いくら銅像や記念館をつくっても何の意味もない、いずれ朽ち果てます。そんな人間が路線バスを運転して、何の意味があるのでしょうか?自然環境を破壊してるだけです。二度とない人生を無駄にしています。どうせなら、もっと社会のためになる事をすればいいのです。たくさんあります。