人生、あせらず楽しもう!

御覧いただきまして、ありがとうございます。今の日本人には「感謝と謙虚」が必要です。権力によってメディアコントロールされたテレビや新聞に惑わされないために自分で調べて分析する事が大切です。何事も決して周囲に押し流されてはいけません。真実は自分で見つけ出すものです。

なぜ?市バスのエンジン音は、あんなにもウルサイのか?

京都の街を歩いていると、市バスがバス停に停車して発車する時や交差点の信号待ちから動く時に市バスのエンジン音が異常にうるさい事に気付きます。西日本JRバスや京都バスなどの路線バスのそれと比較すると、音の違いがよくわかります。ボロボロのエンジンが動いている音がするのです。これは過去のブログでも書いていますが、市バス車両の更新時期の延長が関わっているのです。整備士不足ではありません。

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さらに、市バス車両の再リース契約もあります。

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京都市の財政難によって、その諸悪の根源である京都市交通局の市営地下鉄の莫大な負債(有利子負債返還)は何十年も先まで重荷になっています。その結果、市バス車両の更新時期の延長、さらに市バス車両の資金化(買上げリース契約)などによって、古いエンジンの路線バス車両京都市内、特に環状ルート(大通り)以外の道路で運行されているおかげで騒音が酷くなっているのです。歩道を歩いていると耳を塞ぎたくなるほどです。同時に排気ガスもバスが古くなると濃くなりニオイが臭くなります。

 

京都府は地下鉄建設時の借金返済に年約7千万円を補助している。公営企業は独立採算というのは絵に描いた餅で、実際は税金(予算)が投入されている。

 

一般乗用車でも、クルマが古くなるとアクセルを踏み込まないと加速しません。これはトルクが弱まるからです。その結果、より多くの排気ガスが出ます。いくら京都市交通局が「環境にやさしいバス」を使用していると言っても、実際の街で確認すればよくわかります。市バスの後にいると、体に悪い排気ガスが出るので息を止めるほどです。役所は何も環境に良い事はできていないのです。本来ならば、すべてのバス車両をロシアや中国、北朝鮮?のように電気バス(EV車両)にするべきなのです。しかし、京都市には余力(カネ)がありません。不可能なのです。だから、その言い訳にハイブリッドバスの低公害車を導入していますと言うのです。電気自動車以外、ガソリン車は多かれ少なかれ排気ガス(公害)を出している事に変わりありません。詭弁に過ぎません。

京都市交通局:環境対策

さらにアイドリングストップバス(車両の停止・発進に合わせ、エンジンを自動的に停止・始動を行い、無駄なアイドリングをなくすことにより、燃料の消費を抑えることができる環境にやさしいバス)と京都市交通局は書いていますが、蘆山寺通に見に来ればわかります。朝の大渋滞している時にアイドリングをストップさせている市バスなどありません。特に朝8時半過ぎから9時頃までに何台も走る市バスの「快速立命館」、運転手は西日本JRバスの社員です。所謂、運行委託契約の市バスです。運行委託先には京都市交通局の市バス運行ルールを制約できません。だからアイドリングストップなんてしていません。ウソを平気でついて市民を騙す恐ろしい役所です。

※恣意的な市バス経路変更で蘆山寺通が大渋滞しクルマが西大路通を左折できない。

※路線バスの過剰運行による廬山寺通の大渋滞を避けるために脇道に迂回するクルマが増え交通事故も増える。

路線バスの運行委託契約の最大の欠点は、業務請負契約と同じで、請負会社に直接業務指導ができない事です。直接、業務指導をする場合は人材派遣契約をしないといけないのです。だから、市バスを運転する西日本JRバスの社員だけが近所迷惑な注意喚起音「ピンポン!」を鳴らして京都市内の至る所で運転しています。他の路線バス会社の運転手は鳴らしません。これは西日本JRバスの運行ルール(業務指導)なのです。しかし、市民から見れば京都市交通局の職員が運転する市営バスとしか見えません。京都市交通局などがしている「市バス事業の管理の受委託」とは、労働者供給事業が違法(職業安定法第44条)であるため、市バス車両の整備も含めて民間バス会社に運行を任せています。しかし、実際には市バスの運行委託契約という形式で市バスを民間バス会社の運転手に運転させる人材派遣です。どう見ても偽装請負契約としか見えないのです。脱法行為を国が許しているのです。国土交通省のヌルイ監視管理体制が、こんな所にも垣間見れます。本当に日本はミッキーマウスな国です。※ミッキーマウスとは、スラングで「バカでしょうもない」「質の低いまがい物」という意味です。

 

京都市バスの運行委託契約、交通事故が起きた場合、責任の所在は? - 人生、あせらず楽しもう!

 

しかし、あまりにも古い市バス車両を走らせていると、終いには路線バスの炎上火災が起きる可能性があります。バス運転手と同様に整備士の成り手も減っていますので、車両の整備不良による大事故が日本で最近増え出しています。これはバスだけでなく、電車や航空機などにも言えます。人手不足や経費削減が人命にも関わるのです。旅客運送会社は、この事に留意しないといけません。カネで人の命は買えないのです。京都市交通局も含め、人を運ぶ仕事は鈍感では務まりません。もっと何事にも敏感にならないといけません。市バスの運行委託先がどんな運転の仕方をしているのかを知らないようでは、公共交通機関としては失格です。「お役所仕事」特有の民間会社への業務丸投げは結果的に無関心から問題が起きるのです。護送船団方式社会主義国家のやり方です。お上が仕事を作り、空からカネをバラまくです。それだけでは国は良くならないのです。今の日本を見れば、よくわかります。日本人が大人しいからと言って、決して日本は民主主義国家ではありません。飼い慣らされているだけです。日本は官僚統治型社会主義国、国民は税金の奴隷です。