西日本JRバスというバス会社は、意外にも路線バス運転手の未経験者採用が多いからではないのかと思えるようになってきたのです。それは京都市バスにも言えることですが、各社サイトには常にバス運転手の募集広告が出ています。それだけ運転手が不足していることは間違いないでしょう。しかし、この業界は昔から変わりません。人口減少とは関係なく常に人材不足なのです。需給バランスが取れていないからです。いわゆる3Kには人手が流れにくいのです。※3Kとは、キツイ、キタナイ、キケンの頭文字です。
これから日本で本格化する少子化の時代。物流業界でのトラック運転手不足は深刻な問題になります。単に運転手の待遇、つまり労働時間制限だけではないのです。もちろん運転手だけでなく、国家を支える司法機関の現場職員である警察官、国防を担う自衛官、海上保安官など、さらに我々の暮らしを支える農業、漁業、林業の従事者、そして大切な建設労働者達。あらゆる業種で人手が足りなくなります。それに対して無能な政治家や役人ばかりが増えて、日本の将来はお先真っ暗です。人口減少社会に対して、カネをばらまく事しかせず、何の準備もできていません。もう既にあらゆる分野で日本はパニック状態になっています。これがさらに進むと、あらゆる産業がズタズタになっていきます。普段の生活では、なかなか気付きませんが、いろいろ調べてみるとよくわかります。他の先進国と比べて、日本はかなり遅れた社会システムなのです。日本のメディアでは一切報道されません。真実を報道すると政府からストップがかかるのです。
マイケル・ムーアの世界侵略のススメというドキュメンタリー映画を見れば、この事がよくわかります。現在の日本の政治課題と同じようなテーマを10年近く前の映画で紹介しています。日本は高校生までの学習能力が世界でもトップレベルなのに、日本の大学の世界順位は低いです。なぜなのか?理由は簡単です。大学の教育レベルが低く、大学生も勉強しないからです。日本の教育は、単に「受験」という試験制度で人間を偏差値で振り分けているだけなのです。決して教育ではありません。政府にとっての家畜であるサラリーマンを養成しているだけなのです。日本の学生は日本の政治家や役人と同じで身分(学歴)を得ると遊ぶからです。これは今の日本人全般に言えることです。本来、民主主義社会では政治家や官僚を含め公務員は、国民のため、つまり人々に仕えることが仕事なのです。その地位(身分)に甘んじて、自分自身のために働くのではありません。映画とは、ある意味で人間社会の未来が描かれています。そして現実の世界もそれに影響され、映画の未来に向かって動いています。しかし、人間の夢がすぐにすべて実現するわけではありませんが、この映画を見ると、いかに日本が民主主義社会ではない事がよくわかります。
旅客運送業界では、運転手がいないために高速バスや路線バスなどの黒字路線でさえ廃止せざる負えなかったり、本数を減らさざる負えなくなっています。もうすでに地方都市ではこの事態が始まっています。京都市バスのように赤字でも路線や本数を増やす公営企業(役所)は珍しいとしか言いようがありません。むしろ何かが変です。赤字で経営を続けるゾンビ企業はカネの流れが止まると必ず消滅します。何度も言っていますが、民間企業では赤字経営で存続していることは信じられない話なのです。そのような会社が長く生き残ることは非常に難しいのです。
旧ソ連や中国などの共産主義国家であれば、赤字など関係ありません。鉄道などの公共交通機関は国家インフラのひとつです。しかし、資本主義社会ならば、必ず企業には貸借対照表と損益計算書があります。日本はある種の社会主義国家なので、中央である政府が地方にカネ(税金)をばらまいて自治体が運営されていますが、いずれその官僚統治システムは崩壊します。なぜなら、その前提には人口増加が必要条件なのです。人口が減少すると、その減った分の不要なシステムや人材を減らさない限り、あらゆる分野でバランスが取れなくなり機能しなくなるのです。日本の財政問題しかりです。人口が減れば、それだけ税収も減るのです。そして途上国など世界にカネをバラまく余裕がなくなります。
人口が減少する京都市で交通局のような肥大化した組織は、必ず首が回らなくなります。もう既にそのような状態ですが、無力な市議会によって完全民営化が先伸ばしされているだけです。日本の政治家は常に庶民ではなく、金づるか何かと手を結んで自分達に都合がいい事しかしません。それは例えば宗教団体であったり、政治家だけではなく政権与党と大企業(自民党総研)です。企業献金だけではないのです。ほんとうに権力との癒着が酷い国です。日本は公平な社会ではありません。人間を区別する事が好きな村社会です。そして庶民は政治に関心がありません。その証拠に選挙の投票率が常に低いです。
人口減少が決して悪いとは言っていません。それに見合った社会システムを構築しない政府が悪いのです。日本は、なぜ無駄を省こうとはしないのか?なぜ無駄なシキタリに時間を消費するのか?西日本JRバスの路線バス運転手が鳴らす注意喚起音と同じで理解できません。
ここ最近、バスの事故が立て続けに起きていますが、その原因には実はこれらと共通する部分があるのではないかと思います。今回のテーマと関係しています。
過去のブログで書いていますが、昔からタクシー運転手と市バスは仲がよくありません。その理由は、どちらも運転マナーが悪いからです。同じ業界なので客の取り合いで互いにケンカし合っています。決して市バス運転手が正しくて、タクシー運転手が非常識とは言えません。市バス運転手の運転能力は一律ではありません。特に未経験者雇用で運転手になった社員が増えると、結果として事故が増えます。大型自動車の安全なブレーキのかけ方を知らないヘタクソな運転手がいるのです。
人間には個人差というものがあります。人間だけでなく機械にもあります。もともとクルマを運転する能力が低い人間がタクシー運転手や路線バス運転手になる事自体が実は間違っているのです。誰でも最初は初心者で時間が経てば、運転がうまくなると考えがちですが、実はそれは間違いなのです。「人は皆一緒」と考える日本人が間違っているのです。不器用な人間が器用になる事はありません。それは人間の性格も同じです。クルマの運転が上手で安全運転に自信がある運転手は、近所迷惑な「ピンポン!バスにご注意ください」という注意喚起音を鳴らしません。もちろん、急ブレーキはかけません。なぜなら、クルマを運転する能力が高いからです。クルマの運転を甘く見ていないのです。
西日本JRバスの高速バス運転手が起こした高速道路での多重衝突。おそらく居眠り運転が原因です。高速出口付近の渋滞で停車しているクルマに追突しています。高速道路では、よくある事故です。30代の運転手は業務上過失傷害で逮捕されています。西日本JRバスは運転手の安全運転講習や大会などをしているわりに事故が多いバス会社です。なぜなのか?近所迷惑な注意喚起音「ピンポン!」を平気で鳴らすような運転手のバス会社、社内教育に疑問を感じざるを得ません。クルマの運転が上手で安全運転に自信がある運転手は、近所迷惑な注意喚起音を鳴らしません。もちろん、居眠り運転もしません。なぜなら、クルマを運転する能力が高いからです。クルマの運転を甘く見ていないのです。
狭い片側一車線の蘆山寺通で西日本JRバスが注意喚起音「ピンポン!」を何回も鳴らして、停車中の京都市バスを追い越すのを見た事があります。こんな素人運転手が西日本JRバスにいるのか、だから交通事故を起こすんだと見る度に思います。
なぜ?道幅の狭い蘆山寺通で歩行者が歩いているのに、反対車線をスレスレに回送車が停車中の市バスを追越したのか。蘆山寺通 京都市バス 経路変更 西日本JRバス 運行委託 過剰運行 騒音 振動 排気ガス 公害 注意喚起音 警音器 安眠妨害 苦情 京都市交通局 京都市議会 京都府議会 立命館大学 金閣寺 pic.twitter.com/LFTgA1680o
— ilnyc (@ilnyc4) 2023年1月7日
一旦停止もせず、徐行もせず、注意喚起音「ピンポン!」だけを鳴らして走る西日本JRバスの未熟な路線バス運転手。蘆山寺通を中学生が群れて歩道を歩いているのに、徐行もせずに注意喚起音だけ鳴らして走り去る西日本JRバスの未熟な路線バス運転手。狭い西大路一條通を通過する京都市バスの26号系統、実は西日本JRバスの運行委託です。運転手は西日本JRバスの若い運転手、注意喚起音を鳴らして前かがみの状態で一方通行の道路を教習所習いたてのような運転で市バスを走らせています。大型自動車のブレーキのかけ方も知らない人間が下手に急ブレーキをかけたら、どうなるのか。乗せている人や荷物は「慣性の法則」で前にひっくり返ります。荷崩れです。おそろしい光景です。クルマの運転能力が低いから注意喚起音に頼るのです。やはり、運送会社などで大型トラックの運転手をしてから大型バスの運転手になるべきです。まず人ではなく荷物を載せて安全に運転する修行をしないと大型自動車の特性はわかりません。大雪の時にタイヤチェーンを装着せずに市バスを運転して動けなくなったニュースを見れば、一目瞭然です。彼らは大型自動車に不慣れな運転手なのです。運転がヘタクソであることが市民にバレてしまいます。
最近は、運転手不足で大型二種免許を持たない人でもバス会社は新規採用するようですが、昔は運送会社で4トンや10トンのトラックを運転している経験者しか採用されませんでした。大型自動車の運転未経験者はまず断られます。なぜなら、事故を起こす確率が非常に高いからです。大型自動車を運転するとよくわかります。昔の普通免許は4トントラックまで運転できました。しかし、実際に4トントラックのアルミウイングのワイド仕様車(10トントラックと同じ横幅)を運転すればわかりますが、とても普通乗用車免許で安全に運転できる車の大きさではありません。もちろん普通免許にはトラック講習などありません。こんな所にも日本の運転免許制度自体の重大な欠陥がありましす。ましてバスとトラックではタイヤの位置が違うため運転の仕方が変わります。本来ならバスとトラックの運転免許も分けるべきなのです。それを成り手不足から全国トラック協会やバス協会が警察官僚や政治家にロビー活動しているのでしょう。バス運転手にも初心者マークが必要だと思います。すべての運転手の能力は均一ではありません。むしろ能力が低い運転手が増えています。だから大型自動車の大事故が増えているのです。
ゆっくり安全にクルマを運転することを知らない運転手が増えていますが、徐行とは道交法第2条に「車両等が直ちに停止することができるような速度、10km/h以下」とあります。つまり自転車と同じくらいの速度です。西日本JRバスの路線バス運転手は、注意喚起音を鳴らして10km/h以上で走ることを「徐行」と勘違いしています。徐行すべき場合とは、道交法第71条に「子どもや身体障害者、高齢者などが通行している時」です。蘆山寺通は通学路であることを知らない西日本JRバスの路線バス運転手は注意喚起音だけ鳴らして法定速度で走っています。危ないと予測する時には、注意喚起音を鳴らさなくても、10km/h以下の速度で徐行しながら運転する事が、結果的にどれだけ安全運転につながるかを西日本JRバスは社内運転講習で教えないのでしょうか。交通事故防止の基本です。定時運行よりも大切な事です。ひとの命がかかています。
親会社のJR西日本に足りない考え方です。社風は遺伝します。日本の会社、特に大企業は一種の宗教団体と同じです。個人の能力向上より、組織を崇拝しないと居場所がなくなるのです。美しい表現では、これを「忠誠」と言います。その証拠に役人も含め他の会社では人材としては通用しません。単なる人脈なのです。なぜなら、個人に普遍的な職能がないからです。公務員も含め、組織にしがみついて働く事しか日本のサラリーマンには能がありません。これを集団社会主義と言います。だから、給料が増えないのです。年を取っても人脈だけ増えて、仕事の能力が伸びていないのです。
交差点左折時における一旦停止を実施します | 西日本JRバス(高速バス・夜行バス・定期観光バス・バスツアー・一般路線バス・貸切バス)
前回のブログでも書きましたが、西日本JRバスからのお知らせ(2023年1月19日)「交差点左折時における一旦停止を実施します」、そこには一番肝心な事が明記されていません。注意喚起音「ピンポン!」を鳴らしながら左折するつもりなのでしょうか?なぜ、そんな近所迷惑な運転の仕方をするのでしょうか?それには理由があるのです。
西日本JRバスのここ最近の事故や近所迷惑な注意喚起音を鳴らす原因には、実はバス運転手が不足していることが関係しているのです。つまり、年齢に関係なく未熟な運転手が増えているのです。経験者採用が底を突き、大型二種免許を持たない人間をバス運転手として新規採用しています。大型免許を持っている事と大型自動車を安全に運転できる事は全く違います。いわゆるペーパードライバーではダメなのです。
西日本JRバスは、未熟な運転手のヘタクソな運転を補うために注意喚起音を使うのは止めてもらいたい。あんな耳障りな音を朝から晩まで聞かされる方は堪ったものではない。音を鳴らせば事故が減ると思ったら大間違いである。逆に事故は増える。なぜなら、クルマを運転する能力が落ちるから。何かに頼よると人も国にも力が落ちて行く。成長しなくなる。その見本が日本である。
Japan Population 2023 (Live) ※世界中で稀に見ない加速度的に人口も経済も減少する国