人生、あせらず楽しもう!

御覧いただきまして、ありがとうございます。今の日本人には「感謝と謙虚」が必要です。権力によってメディアコントロールされたテレビや新聞に惑わされないために自分で調べて分析する事が大切です。何事も決して周囲に押し流されてはいけません。真実は自分で見つけ出すものです。

京都市バスの急行102号系統の運行経路が公表されているルートと実際に運行しているルートが違うのです。2

京都市会議員の井坂氏が2020年3月4日の予算委員会京都市バスの「102号系統の一部路線変更」と「12号59号の経路変更」ついての京都市交通局との質疑応答内容を公開しています。そこに、気になる表現がありました。なお、102号系統はコロナ禍で休止中です。

 

2020年3月4日(水)ダイヤ改正に伴う問題噴出…予算委員会 « 日本共産党京都市会議員 井坂博文

 

京都市会議員 井坂氏:102号系統は、嵐電白梅町駅のリニューアルに合わせて新駅北側に隣接してバス停を設置して乗り入れる。その後、馬代通りを右折して等持院東町の新バス停に停車し、きぬかけの路から(蘆山寺通 経由)わら天神に出て西大路を北上して金閣寺に向かう新路線となる。(中略)2019年12月23日に京都市都市計画局、建設局、交通局と京福電鉄が合同して開いた住民説明会では、・・・。

京都市交通局 自動車部担当部長2019年12月に京福電車が説明会を行われた。ルート変更を予定していたので交通局も参加した。最終的なルートは定まっていなかったが、馬代通しかバスルートがない中でいろんな意見を頂戴した。

 

この京都市交通局の自動車部担当部長の回答が奇妙です。京福電鉄が説明会をしたから、ルート変更の案が浮かび上がってきたような表現をしています。しかし、この一年前の設計段階から既に京都市バスの停留所を作る事が決まっていたのです。京福電鉄のサイトを見ると、2019年11月8日の京福電鉄の資料があります。そこに嵐電北野白梅町駅リニューアル事業計画 平面図もパース図もあります。一年以上も前からわかっているのに、まだ最終的なルートを決めていないなど考えられない回答です。役人独特のトボケタ慇懃無礼な返答です。

 

~駅とバス停を一体化し、交通ネットワークを強化~
2020年3 月、嵐電北野白梅町駅」をリニューアルします

https://www.keifuku.co.jp/upImage/newsRelease/1573177802_051995400.pdf

 

つまり、京都市交通局は、2019年11月8日よりもっと以前から京福電鉄と一緒になって市バスの停留所を作る計画を立てていたのです。最初から結論ありきの京都市交通局の一方的な判断だったのです。京福電鉄が説明会をしたのではなく、嵐電北野白梅町駅リニューアル事業計画をどこからか知った時から、交通局はアドバイスをして参加していたのです。ちなみに、102号系統は京都バスに運行委託されているようです。京都バスは京福電鉄の子会社、つまり京阪グループ会社です。最初から交通局は市バス102号系統を京都バスに名板貸し(運行委託)していたのです。交通局は、京都バスの運行受託契約の撤回を恐れ、京都バスつまり京福電鉄の言い分(新バス停設置によるルート変更)を受け入れた事例のひとつなのです。これが真実です。59号系統(西日本JRバス運行受託)の「蘆山寺通」への経路変更の場合と同じです。以前のブログで書いています。

 

もともと「洛バス」とは、京都市バスの観光路線として、2005年1月19日から運行開始された路線です。しかし、廃止された急行104号系統のように全く観光地を経由しないものもあったようです。102号系統が、なぜ「馬代通」を通行する必要があるのか、これが実はポイントなのです。このブログで何度も書いています。立命館大学への交通アクセス向上なのです。そこには、京都市交通局だけでなく、京福電鉄も絡んでいるのです。嵐電 北野白梅町駅リニューアルに合わせて、2020年3月20日嵐電 等持院駅の駅名を「等持院立命館大学衣笠キャンパス前」に改称しています。この駅から立命館大学まで徒歩で7分近くかかると思います。それでも、立命館大学 衣笠キャンパス前なのです。変です。

 

ここ二年以上で、どれだけ「蘆山寺通」を通行する市バスや西日本JRバスの号系統が増えたことでしょう。立命館大学は、政治的な権力を使い恐ろしいことをします。中国共産党と同じような事を日本である京都でしているのです。また、そのイイナリになる路線バス会社や役所、議員も恐ろしい、贈収賄でもあるのでしょうか。人間は利益と権力に弱いのです。見返りがなければ、人は動きません。見返りがあるから、人は動くのです。特に政治家や役人はタダでは動きません。政治献金や組織票、そして天下り(再就職)先が目当てなのです。