人生、あせらず楽しもう!

御覧いただきまして、ありがとうございます。今の日本人には「感謝と謙虚」が必要です。権力によってメディアコントロールされたテレビや新聞に惑わされないために自分で調べて分析する事が大切です。何事も決して周囲に押し流されてはいけません。真実は自分で見つけ出すものです。

路線バスや地下鉄をなぜ公務員が運営しないといけないのか!とてつもない税金の無駄遣いです。1

そもそも、なぜ?京都市交通局は公営企業と言いつつも、独立採算ではなく、毎年莫大な税金(予算)が投入され、路線バスや地下鉄を公務員が運営しているのか不思議です。あの国鉄でさえ民営化し日本航空も民営化しています。旅客運送事業を市営企業が今もなお運営していること自体が社会主義の特徴です!崩壊したソ連国営企業と同じです。タクシー運転手に公務員はいないのに、なぜ?路線バスや地下鉄を公務員がいつまでも運営しないといけないのか。これは、とてつもない税金の無駄遣いだと思います。これまで京都市は、どれ程の莫大なお金(血税)を京都市交通局に費やしてきたことでしょう。

 

米国のニューヨークなどの大都市の地下鉄や路線バスを運営しているのは、完全な独立公益会社であるメトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティー(MTA)です。私もよく乗ってマンハッタンを歩き回っていましたが、このMTAは州政府の局ではありません。独立法人です。つまり、京都市交通局のように密かに売上に補助金や負担金などの名目で税金が投入されません。このあたりが本当の民主主義社会の米国と大きな政府(お上)による中央集権国家の日本型社会主義の違いです。

 

本来の民主主義社会とは、個人が尊重され、国民が直接に国の代表者である首相や大統領を選ぶのです。そして、民間による経済社会が基本です。日本は戦況によって当選した政治家が首相を選び、市民の声は政府に届かず、行動しても何も受け入れられない社会、潰れかけた大企業は政府によって支援され、官僚によって統制された社会は、どこから見ても社会主義国家です。なんと言っても、日本では大昔に農民一揆はあっても、一度も市民革命が無い国です。これは民主主義国家ではありません。

 

日本の路線バス、特に公営バスについて詳しい交通ジャーナリストの鈴木氏の記事が東洋経済のオンライン版に掲載されていましたので、参考にしたいと思います。とてもわかりやすく現状分析されています。

 

toyokeizai.net

 

この記事の中に「公営バスの経営が改善されない理由は別のところにありそうだ。公営バスは公営企業であるがゆえに、公営だからと市民からの要望や議員・議会の意向によって路線やバス停が左右され、採算度外視の政治路線が優先される」という文章です。これまで分析してきた事と同じようなことが書かれています。京都市交通局などが最たる例ですが、採算度外視の立命館大学行きの路線を増やしたりします。赤字でも経営できる法人が生き残れる経済社会は資本主義ではありません。社会主義です。赤字を出しても倒産しない企業が存続できるのは、社会主義国家です。ソ連と同じです。

 

なぜ、立命館大学行きの市バスが多かったり、金閣寺前のバス停を無くして市バスが通らなくなったり、人通りも少ない西陣商店街を通過する号系統を復活させたり、高雄や京北町まで市バス路線を延伸させようとするのか。それは、やはり政治が絡んでいるからです。採算度外資政治バス路線なのです。

 

京都市右京区選出の市会議員が陳情する危険なバス停は直ぐ移動するのに、蘆山寺通の桜木町バス停ような危険なバス停があっても、陳情が無ければ、まったく放置されています。これは京都市交通局がいかに政治的な権力で動いているかを証明するものです。市バス車両のセールアンドリースバック契約への切替えも、実は政治家絡みの商談なのです。立命館大学の関連施設を通過する市バス号系統が多いのも、おそらく立命館出身の京都市長が関係していると思います。なぜなら、歴代の京都市長京都市教育委員会教育長がなるのです。観光と大学が主要産業の京都市と言われる所以がここにあります。いまだに着物を着て議会に出席したりするのは、いかにも観光客を呼び寄せるような古めかしい宣伝活動です。