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なぜ、京都市バスは「馬代通」を通行したくないのか?2

京都市交通局は市バスが金閣寺前の道路である「木辻通」を通らずに、「蘆山寺通」を通行するようにしましたが、よく考えて見ると新たな答えが浮かびました。それは単純なことです。

 

基本的に裏通りよりも表通りの方が人の流れがあります。さらに、メインストリート(西大路通)となれば、人の流れは倍以上になります。路線バスは人が少ない通りを走っていても乗車人数は伸びません。少しでも裏通りなど人通りが少ない道路を走る時間を減らして、人通りが多いメインストリートを走るかどうかで大きく売上(旅客収入)が変わります。これは路線バスだけでなく、タクシーも同じです。裏通りを走るよりも、大通りで待機している方が結果的に乗車率は上がるのです。

 

京都市交通局が市バスをなぜ「馬代通」に通行させたくないのか?という疑問の答えのひとつは「馬代通」は観光道路やメインストリートの裏通り(人通りが少ない)であるからだと思います。なぜなら、売上重視の京都市交通局が考えそうな事だからです。だから「馬代通」や「小松原通」に市バスを走らせても、乗車率は上がらない。「西大路通」の「わら天神交差点」を目指せだと思います。これは公共サービスという観点からではなく、経営という観点から見た場合です。しかし、陰謀論的には、以前のブログに書きましたように「馬代通」が「京都マラソン」のコースになったことは無きにしも非ずです。でも、よく考えると昔から「馬代通」には市バスを走らせていません。

 

立命館大学から出発する「馬代通」を走る市バスの中をよく見ると、快速立命館 号系統以外はほとんど学生は乗っていません。こんな事していたら、京都市交通局の赤字が増えるばかりです。京都市バスは、まるで立命館大学の貸切路線バスのように赤字でサービスして走っているのです。なぜ、そんな事をするのか不思議です。公営企業だから税金を使いたい放題で公共サービスを提供するという事でしょうか。そんな事をしていたら、京都市財政破綻すると思います。

 

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馬代通、蘆山寺通、木辻通の三差路に立って道路を眺めると、なぜ「蘆山寺通」ばかりに市バスを走らせているのか、本当に疑問に思います。なぜ、分散して市バスを走らせないのか。特定の道路に路線バスを過剰運行させると危険度が増す事ぐらい、誰にでもわかりそうな事です。諸事情があるにしろ、京都市交通局には、それがわからないのでしょうか?不思議です。